自分自身をいたわって

ひといき、いれましょう。

息を詰めていませんか? 深呼吸、しませんか。

「認知症の不自由さを感じながら生活する」
ということは、本当に疲れるものです。
今まで無意識にできていたことを、
意識的にしなくてはならない大変さ。
いつも細心の注意を払って
ひとつひとつの動作をすることは、
緊張の連続です。
身体的にも、精神的にも疲れます。

今まで以上に、
自分からのサインに気をとめてみてください。
人によって、疲れのサインはいろいろあるようです。
偏頭痛、からだがだるい、
バッテリーが切れた感じ、頭がザワザワする…
そんな時には、どうか小休止してください。

充電時間は必要です。
誰だって、変化にすぐ慣れることはできないし、
自分のやり方なんてすぐに作れない。
でも、日常生活は続いていきます。
そんな中で、あなた自身をいたわりながら、
あなたの暮らしを大切にしてほしい。
そう願っています。

私たちは決してあきらめてはいけないが、無理をし過ぎてもいけない。

引用:クリスティーン・ブライデン著
馬籠久美子・桧垣陽子訳
『私は私になっていく』クリエイツかもがわ
p.180、2004

最初の診断から1年半……、
私は知っている方に会うことがきらいになっています。
顔見知りの方とは……もともと共通の話題があるのですが……、
なにか、その共通性が荷物になって話せなくなっています。
不思議な現象です。

孤独は「この病」にはよくない……という説があるようですが、
私の場合は……孤独こそが……身を癒してくれるのです。

引用:クリスティーン・ブライデン著
馬籠久美子・桧垣陽子訳
『私は私になっていく』クリエイツかもがわ
p.180、2004

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