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e-65 TOPページ医学からみた認知症認知症の薬(総論)
日本で使われている認知症の薬には
次のようなものがあります。
脳の中でアセチルコリンを分解する酵素の働きを
抑えることにより、
脳内のアセチルコリンの濃度を高める作用を持つ薬です。
グルタミン酸によるNMDA受容体への過剰な刺激が
神経細胞の脱落をひき起こすという説に基づく薬です。
いずれも、
アルツハイマー型認知症の
認知症症状の進行を抑える目的で使用します。
疾患そのものを治すものではありません。
使用できる薬の種類や量は
アルツハイマー型認知症の症状と
生活の困難さによって決められています。
医師と相談しながら
その人にあった薬を使用することで、
症状が進むのを遅らせることや
生活の困難さを軽減することが期待されます。
認知症の薬(総論) | アセチルコリンとアルツハイマー型認知症 |