e-65 TOPページ医学からみた認知症食べることに関する不具合

認知症と合併しやすい身体の症状

食べることに関する不具合

「食べる」という行為には、次のような過程があります。

  • 摂食(せっしょく):食べ物を口にいれる
  • 咀嚼(そしゃく):かみくだく
  • 嚥下(えんげ):飲み込む

この過程のどこに問題がおこっているかで
摂食障害といったり嚥下困難といったりします。

「食べる」ことに関するいろいろな不具合のうち
認知症の人が経験することが多いものを、次に挙げます。

  • 異食(いしょく)

    食べ物でないもの、たとえば、
    化粧水、カレーのルー、ペットのえさなどを食べてしまう

  • 先ほど食べたばかりなのに、また食べてしまう
  • 食べ物を口に入れても、飲み込もうとしなくなってしまう

    ずっと口に食べ物が入ったままになってしまう

  • 口にした食べ物を吐き出してしまう
  • 空腹のはずなのに、食べ物をみても食べようとしない

半側空間無視といって
目にしている風景の半分を見落としてしまう症状があります。
すると、たとえば「向かって左側のもの」に箸をつけない
といったように、食べ物の配置によって
食べられなくなってしまうことがあります。

食べることに関する不具合は、時には

  • 低栄養(必要な栄養素を体に蓄えることができない状態)
  • 脱水症

などの原因にもなります。

認知症と合併しやすい身体の症状(総論) 食べることに関する不具合 誤嚥性肺炎
便秘 脱水症 転倒や骨折

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