脳の変化と症状

失語

言葉を理解し、操作するための機能を言語機能といいます。

声を出すのに必要な身体の器官、たとえば
気管・のど・口・くちびるなどを構音器といいます。
この、構音器に異常がないのに
言語機能が低下することを、失語(しつご)といいます。

以下に、会話する場合を例に説明します。
会話という一連の動作には、
次のような要素が組み合わさっています。

  • 相手の声を、音として聞く
  • 聞いた音を、話として理解する
  • 話の内容を元に考える
  • のど、口、くちびるなどの筋肉を無意識に使いながら声に出す
  • 相手に分かるように伝える
  • 単語の知識
  • 文章を正しく構成するなどの能力

これらの要素のどこかに異常がおきることで、
失語がおこります。
要素のどこに異常があるかで、失語の様子は異なります。
たとえば、「聞こえていること」は理解していても
正しく返事が出来ない場合もあります。
また、「聞こえていること」を、意味のある話として
理解できなくなってしまう場合もあります。

脳の変化と症状(総論) 記憶力の低下 注意力の低下
失語 失行 失認
遂行機能の低下 見当識の低下 意欲の低下(アパシー)
幻覚 錐体外路症状 自律神経の機能低下
意識の清明さが変動する  社会的判断力の低下  

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