e-65 TOPページ医学からみた認知症脳の変化と症状(総論)

脳の変化と症状

脳の変化と症状(総論)

認知症は、脳に、後戻りのない変化がおこることで生じます。
変化がおきた脳の場所によって、
いろいろな機能が今まで通りに働かなくなります。
そのことで、
いわゆる通常の生活をおくっていた人の
日常生活や社会生活が困難になってしまった状態のことを、
認知症といいます。

認知症の症状は、
脳の変化に伴う機能の低下によってあらわれます。
とりわけ、認知機能が低下することで
日常生活や社会生活を困難にしてしまいます。

認知機能とは、
外界を正しく認識し、正しく実行するための機能のことで
たとえば、次のようなものが挙げられます。

  • 記憶力
  • 注意力
  • 言語機能
  • 身につけた一連の動作を行う機能
  • 目や耳などの五感を通じてまわりの状況を把握する機能
  • ものごとを計画し順序だてて実行する機能(遂行機能)
  • 時間・場所・人物などから自分のおかれた状況を判断する機能(見当識)

認知機能の低下以外にも
認知症の症状としてあらわれることのある
脳の変化に伴う機能の変化には
次のようなものがあります。

  • 意欲の低下(アパシー)
  • 幻覚
  • 錐体外路症状
  • 自律神経の機能低下
  • 意識の清明さが変動する
  • 社会生活を営む上で適切に判断することが難しくなる
    (社会的判断能力の低下)
脳の変化と症状(総論) 記憶力の低下 注意力の低下
失語 失行 失認
遂行機能の低下 見当識の低下 意欲の低下(アパシー)
幻覚 錐体外路症状 自律神経の機能低下
意識の清明さが変動する  社会的判断力の低下  

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