認知症とは

認知症は、病名ではありません。
症状が集まった状態を指します。
これを、医学用語では「症候群」といいます。
「症候群」の考え方について、以下に説明します。

"ある人が、くしゃみと鼻水がひどくなり、病院へ行きました。
検査の結果、「かぜ」と診断されました。"

この人の場合、
症状は、くしゃみと鼻水です。
「かぜ」と診断されましたが、
専門的には「感冒症候群」といいます。
いわゆる「かぜ」の症状が出ている状態を
まとめていうものです。

「感冒症候群」は症状の集まりですから
症状が出ている原因を知る必要があります。
インフルエンザウイルスが原因なら、
特別な注意も必要です。

ひとことで「かぜ」といっても、
原因によって出やすい症状は異なります。
似たような症状が出る、ほかの疾患もあります。

たとえば、くしゃみや鼻水は、
アレルギー性鼻炎でも出ます。
アレルギー性鼻炎と「かぜ」では、治療が異なります。
ですから、症状だけで判断し、治療するのではなく
原因を知り、適切な診断が必要となります。

認知症も同じです。
ひとことで「認知症」といっても、
原因となる疾患や症状はさまざまです。

原因となる疾患によって、出やすい症状は異なります。
中には、原因は違っても同じような症状があったり、
複数の原因が重なっていたりすることもあります。

原因となる疾患と認知症のタイプについては
さまざまな認知症

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