このページでは、
快適な暮らしのための床の工夫の一例を紹介します。

改修するとき 床材
カーペット 暮らしに合った材質
デザイン 模様
敷物のへり
段差 すべりやすい床
床の上 ガス栓など

改修するとき

できれば、みんなで意見を出し合って改修します。
誰でも、いつの間にか住まいの様子が変わっていたら
気分が良くないのではないでしょうか。

床材

メンテナンスのしやすさにこだわったもの、
消臭機能があるもの、足に負担の少ないものなど
用途に応じてさまざまな種類があります。

フローリングは美しく掃除しやすいですが
硬く、滑りやすいことが欠点になることがあります。

畳は多くの人に馴染みがあり、
そのまま寝転んでもくつろげます。
反面、耐水性、清掃の面などに
使いづらさを感じることがあります。
また、長年メンテナンスしないと
畳床の材質によっては腐ってしまうこともあります。

ビニール床シート(クッションフロアなど)は
掃除しやすく、滑りにくい・消臭などの機能が豊富です。
一方、傷がつきやすく、
定期的に貼り替えが必要になることがあります。

このほか、コルク材や竹・藤などをつかったものなど
多くの床材があります。

カーペット

汚れても洗えるカーペットや
汚れた部分だけ交換できるタイルカーペットなどもあります。

暮らしに合った材質

はだしが好き。
夏でも靴下をはく。
室内履きを使う。
室内でも杖を使う。
それぞれのライフスタイルによって
床材の相性も違ってきます。

歩き方によっても選ぶものが変わります。
足が上がりにくく、引きずるように歩く人は
ある程度すべりがよくないと歩きづらいでしょう。
足を踏み出す時に、力の入れ具合が不安定になる人は
すべりにくい床材の方が安定しやすいかもしれません。

クッション性のある床材は、
もし転んでしまっても
大きな怪我をしにくいかもしれません。

デザイン

ショッピングセンターなどの建物では
市松模様やダイヤなどの柄が入った
デザイン性のある床を見かけます。
このような柄は、人によって
穴のように見えたり
連続した同じ床だと思えなかったりして
足がすくんでしまうことがあります。

家の中でも、
部屋や廊下の一部に敷かれたマットに
同じような感覚を経験することがあります。

模様

歩くことに集中しなければならない状況では
カーペットやマットなどの模様に気をとられて
進みづらくなることがあります。

床と壁を対比的な色づかいにすると
床の範囲、壁との境い目がはっきりして、
空間の広がりが判りやすくなることがあります。

敷物のへり

カーペットやマットなど敷物のへりは
鋲などで留めておきます。
めくれにくくなるので
足をひっかけることが少なくなります。

段差

敷居、カーペットやマットなど敷物のへりは
床と段差をつくります。
わずかな段差のように見えても、
歩きながら段差に気づき、
その高さをこえるだけ足を上げる、という
一連の動作が難しくなることがあります。

すべりやすい床

すべりやすい床は、けがの原因になることがあります。
ワックスがけ、つや出しには十分な配慮が必要です。
床をすべりにくくするコーティング剤も
市販されています。

床に光がちらちらと反射することで
目の錯覚や幻視がおこりやすくなることもあります。

カーテン、置き物、家具などが床に落とす影は
何となく何かがいるような気がして
不安に感じる人もいます。

床の上

床の上にものがあると、
ひっかけたり踏みつけたりして
転倒の原因になることがあります。

電気コードは、
壁際を通したり巻き取っておくことで
できるだけ床の上に這わせないようにします。

テーブルや椅子の下は
食べものや水分が落ちやすいものです。
立ち座りの際、滑りやすくなります。

ペットの食事場や水飲み場、ペットのトイレ付近は
濡れていたり、えさが落ちていたりすることがあります。

ガス栓など

壁の下部や床から突き出ているガス栓など
ふだん気にかけないような、
ちょっとした突起物の場所を確認しておきます。
必要に応じて取り外す、囲う、覆うなどすると
つまづきにくくなるかもしれません。

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