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暮らしの中の認知症

認知症である前に人であり、その人の暮らしがあります。

暮らしには、
生き方や環境などのさまざまな要素が絡みあっています。
認知症は、暮らしの要素の一部です。
だから、「認知症とともに生きる人の暮らし」は
一人ひとり異なります。

時間の流れとともに、
脳や機能は変化していくかもしれません。
一方、生き方や周りの人との繋がり、
環境が変わっていくことで
暮らしのありようは変わります。
だからこそ、
「認知症とともに生き、
かけがえのない暮らしをつくることができる」
と言えるのです。

ここで紹介する暮らしの場面は、
流れる時間の一部でしかありません。
生きてきた歴史、性格、人間関係、生活・社会背景など
想像するしかたどれない部分もあります。
本文はできるだけ原文をそのまま引用し、
編集の段階で(カッコ)内に説明を入れる形としました。

何をおいても、
私たちがひとりの人間だということを忘れないでほしい。
私たちには認知症(原文では「痴呆症」)があるが、
脳の損傷は目では見えないので、
どんな状態かは外からはわからない。
だからあまり決めつけないでほしい。
私たちをあるがままに見て、
まず病気ではなく人間として見てほしい。
そのあとに、
できる限りの能力を私たちが発揮し続けられるように
助けてほしい。

引用:クリスティーン・ブライデン著
馬籠久美子・桧垣陽子訳
『私は私になっていく』クリエイツかもがわ
p.169,2004

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