持ったら放さない

雨に降られて傘が開けなかった話を
昨日(2007.09.19)は書きました。

いつもはさせる傘がその時は
どうしてさせなかったのか、と
Sさんは、不思議よね、と言います。

今日、傘を差してみました。
ちゃんと開いて、差すことが出来ました。

……おかしいな、出来るじゃないの
……もう一度やってみて

私の手は何遍やってもできます。
ちゃんと、留め具を外してボタンを押して
パッと開くことが出来ます。

雨だったから、あわてたんじゃないの
落ちつけば出来るんだから、大丈夫よ。
Sさんは、気にしないで……と言いました。

その後二人でお茶を飲みました。
お茶を飲みながら、
Sさんが、私の読みかけの本を
……それ見せて……と言いました。

立花隆さんの「100億年の旅」という本です。
私は、ひょいと持って渡そうとしましたが
重くて、落としてしまいました。

すると、Sさんが急に大声で
……あやちゃん、分かった。
……なぜ、傘をさせなかったか
と言いました。

あやちゃん、やっぱり、
一度に一つのことをやる事だね
お茶を飲みながら本を持とうとしたから
本を落として、お茶をこぼすんだよ

昨日は、小包みを持ったまま
傘を差そうとしたんじゃないの?
それで片手で、
傘を開けられなかったんじゃないの?

そう言われても、
どうだったか覚えていないのです。
そうかも知れないな、と思いました。

そういえば、
手に何かを持つとハンカチでも
テッシュペーパーでもなかなか放さないと
言われたことがあります。
くしゃくしゃになっても持っている……。
いつの間にそういうクセが付いたのか?
持ったら放さない。

でも、
……放さないんじゃない、のよ
持ってることに気が付かなかったのよ……

私はそう言ってみました。
放さないんじゃなくて、放せないのか、ねえ
Sさんは言いました。

あやちゃん
『ブログ もの忘れネットカフェ2号店』
2007.09.20

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