ページをめくる

読むこと―
ページの行をたどって、
登場人物の名前や話の筋を覚えることは、
ますます難しくなっている。

だが読みやすい簡単な本もあって、
そういうものを選んで読んでいるので、
今でもまだ本を読むことはできる。

ただ途中で絶対にやめてはいけないし、
読むスピードを落とすのもだめなようだ!
どこを読んでいるか わからなくならないように、
行の下にカードを当てている。
もちろんページをめくるとその前の数行を忘れてしまっているので、
前のページに戻ったり、
まためくったりすることをくり返しながら、
言葉の流れを頭の中に入れる。

引用:クリスティーン・ブライデン著
馬籠久美子・桧垣陽子訳
『私は私になっていく』クリエイツかもがわ
p.155〜p.156、2004

―特にページをめくるのは、本当に不安で、できなかった。
短気になってとても混乱してしまって、
話の筋がわからなくなってしまったの。

引用:クリスティーン・ブライデン著
馬籠久美子・桧垣陽子訳
『私は私になっていく』クリエイツかもがわ
p.156〜p.157、2004

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