夕方症候群など
家に帰りたがる(夕方症候群など)
夕方ごろ決まってそわそわと落ち着かなくなり、「家に帰ります」といって帰り支度をして出ていこうとします。だいたい夕暮れ時にこうしたことが起こるので、夕暮れ症候群、夕方症候群などと呼ばれています。
認知症の方のいう自分の家は、生まれ育った家や、自分が若いころ住んでいた家であったりします。ですから、認知症の方の気持ちを思いやって、否定したり説得するようなことはしないでください。
「家に帰りたい」といったら、とりあえずは「そうですか」と受け止め、それから「夕ご飯を食べていってください」「今日は泊まっていってください」などといって、認知症の方の気持ちを別のことに引きつけるようにしたり、一緒に外に出て満足させるようにしたりしてください。
(これが「徘徊」の原因になることもあります)
↓ 具体的対応
- 「もう一晩泊まっていったら」などといって、思いとどまらせましょう
- 一緒に出かけていって、要求を満たした上で、別のことに気を向かせて、思いとどまらせましょう
いわないで
- 「何いってるの、ここが家でしょう」
- 「一人でどこへ帰るつもり?」
「家族支援のための痴呆老人介護マニュアル」
著 鎌田ケイ子ら、保健同人社、1998年より引用
「チャートで展開する痴呆ケアマニュアル」
著 鎌田ケイ子、高齢者ケア出版、2000年より引用 |
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