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徘徊<原因と対応>

道に迷う、あてもなく歩き回る(徘徊)<原因と対応>

道に迷う、あてもなく歩き回るといった徘徊は、ご家族にとっては「事故に遭うのではないか」「行方不明になったら」という不安で精神的に大きな負担となります。しかし、認知症の方にはそれなりの理由があるのです。
徘徊の原因、認知症の方の欲求を冷静に考えて対応していきましょう。


状況を分析してみましょう

  • 行きつけのところや散歩に行って迷子になる
  • 慣れない場所で迷子になる
  • 特定の場所(実家、知り合いの家、公園、美容院、喫茶店、昔の職場、福祉センターなど)へ行きたがる
  • 家の方が不在のときに外出し、ときに迷子になる
  • 突然、出ていってしまう
  • 興奮などから外にでる

↓ 具体的な対応

外に出ないための工夫

  • 声をかけて、他のことに関心を向け、外出を思い止まらせましょう

↓ 具体的な対応

  • お茶やお菓子に誘ってみましょう
  • 認知症の方の好みのもので誘ってみましょう
  • しばらくしたら一緒に出かけてみましょう

  • 玄関に外出を思い止まらせるような文面の張り紙をしましょう
  • やむを得ない場合は、広い空間を確保しながら鍵をかけましょう(玄関・門)
  • 時間を決めて散歩などに出して、満足させましょう
    行きたがる所へ、折をみて連れていき、満足させましょう

外に出た場合の対応

  • チャイムなどによって出ていくのをキャッチしましょう
  • ついて歩きましょう
    (ご近所をひとまわりなど)
    (バスなども利用してみましょう)
  • ご近所の苦情対策をしましょう
  • 地域への協力要請をしましょう
    (交番、駅の改札口など)

いわないで

  • 「出ちゃだめ!」
  • 「早く家に入って!」
「家族支援のための痴呆老人介護マニュアル」
 著 鎌田ケイ子ら、保健同人社、1998年より引用
「チャートで展開する痴呆ケアマニュアル」
 著 鎌田ケイ子、高齢者ケア出版、2000年より引用
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