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不眠、昼と夜の取り違え

夜眠れない、昼と夜を取り違え、騒ぐ

認知症の方が、夜間眠れずに大声をあげたり、家を飛び出したりする行動は、家庭介護の限界を迎えやすい症状のひとつです。認知症の方だけでなく家族も疲労してしまいます。
原因はさまざまですが、こうした行動を防ぐには、日中に散歩や軽い運動をさせたり、家事の手伝いや庭仕事をさせるなど、日中の生活を活動的にすることが必要です。長く続けば、専門医を受診して、薬物療法を受けたほうがよいでしょう。
家族のだれか一人に負担のかからないように交代で世話するなど、介護条件を整えることも必要です。

  • 不眠
  • 昼と夜の取り違え
  • 眠りが浅い
  • 早く目が覚めたり、夜中に目を覚まし昼と勘違いする
  • 混乱している
  • 大声をあげて騒ぐ

具体的対応

  • 夜であることを話し、眠るように促しましょう

基本的対応

  • 眠らせるための工夫をしましょう

↓ 具体的対応

  • 入浴させてから寝かせましょう
  • 快適な寝具(暖かくて軽い)を用意しましょう
  • 興奮させるようなテレビを見せるのはやめましょう
  • 隣に寝てあげましょう
  • 軽食や温かい飲み物をとらせてあげましょう
  • 寝る前に布団の上で軽い体操・マッサージをしましょう

予防的対応

  • 日中を活動的にしましょう

↓ 具体的対応

  • 会話を心がけましょう
  • 散歩をすすめましょう
  • 軽い作業(家事、庭仕事、ペットの世話など)をしてもらいましょう
  • 軽い運動(体操、踊りなど)をしてもらいましょう
  • デイケアを利用しましょう

医療的対応

  • 身体状態のチェック
  • 薬物療法を行う

「家族支援のための痴呆老人介護マニュアル」
 著 鎌田ケイ子ら、保健同人社、1998年より引用
「チャートで展開する痴呆ケアマニュアル」
 著 鎌田ケイ子、高齢者ケア出版、2000年より引用
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