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脳血管性認知症の特徴

◆脳の血管が詰まったり破れたりします。

脳血管性認知症の原因としては、脳梗塞の多発によるものが大部分(70〜80%)を占めます。脳血管障害により脳の血流量や代謝量が減少し、その程度や範囲は認知症の程度と関係します。

正常(脳)
正常な脳のMRI写真
ワールドプランニング「痴呆性疾患の画像診断シリーズ(2) 脳血管性痴呆」(1997)より
梗塞(脳)
梗塞の脳のMRI写真
「アルツハイマー病研究会 スライドキット」より
原図:日本医科大学武蔵小杉病院
内科 北村 伸

◆脳血管性認知症の症状の特徴

脳血管性認知症では、障害された部位によって症状は異なり、めまい、しびれ、言語障害、知的能力の低下等にはむらがあります。また、記憶力の低下が強いわりには判断力や理解力などが相対的によく保たれている場合(まだら認知症)があります。また、症状は日によって差が激しいことがあります。

  • 片麻痺
  • 意欲、自発性低下
  • 小刻み歩行などの歩行障害
  • 頻尿、尿失禁
  • 構音、嚥下障害

◆脳血管性認知症は予防が大切です。

◎脳梗塞の前ぶれ(1)

  • 無症候性脳梗塞、潜在性梗塞(“かくれ脳梗塞”)
  • 運動麻痺などの症状を示さないが、CTやMRIで脳梗塞病変が発見された場合
  • 過度の心配は不要ですが、精査が必要です!

◎脳梗塞の前ぶれ(2)

  • 一過性脳虚血発作(TIA)
  • 運動麻痺、言語障害などの脳梗塞症状が出現し、24時間以内(通常数十分以内)に消失
  • 脳梗塞になりかけてもとに戻った状態
  • 直ちに精査が必要です!

◆脳卒中予防十か条

  1. 手始めに 高血圧から 治しましょう
  2. 糖尿病 放っておいたら 悔い残る
  3. 不整脈 見つかり次第 すぐ受診
  4. 予防には タバコを止める 意志を持て
  5. アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
  6. 高すぎる コレステロールも 見逃すな
  7. お食事の 塩分・脂肪 控えめに
  8. 体力に 合った運動 続けよう
  9. 万病の 引き金になる 太りすぎ
  10. 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ
  11. 社団法人 日本脳卒中協会
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